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そうこうしている間に続々と集まってくる魔物様ご一行。
「梅ボアまで来たし………」
イノシシの様な外見に体の模様の一部が梅の花の様に見える非常に好戦的なやつだ。それがざっと7体ほど半円を描いて二人……少女一人を取り囲んでいた。
「ω・)大変だね……」
「あんたが言うなし!!今すぐ助けろし!たかがファーマーの私にこんなの倒せるわけ無いんだから!」
「ω・)ん~……ご飯ある?」
「………………………………………………………はぁ?」
「ω・)あと布団……」
「………」
(何?なんなのこの人……どんだけゴーイングマイウェイなの…)
「フゴッフゴッ!」
「がるるるる………」
散々無視されてちょっとばかりカチンとした魔物達がジリジリと距離を詰めてくる。
「……それは………ある…けど」
後退りながらなんとか答える。
「ω・)ん………」
瞬間、少女が身に付けているエメラルドのアクセサリーから眩い光が迸る。
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