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「アクロポリス?用事でもあるの?」
「うん……一緒にいこ…」
「あのさ、出会って2日の、しかもたった今住んでた所を追い出されたばかりの薄幸の美少女に慰めはないの?」
「?………なんで?」
「なんでって……あんたねぇ」
「クル……泣くの……や…」
よし、かいつまんで(ry
①クル泣いてた
気にくわないものは気にくわない子、たま
②クル優しかった
お礼はきちんとする子、たま
③たま、ちょっとやりすぎちゃった
責任は一応感じる子、たま
④たま、アクロポリス行きたい
でも一人はちょっとつまんないし、道がわからない
⑤クル優しい
よし、一緒に行こう
「ちょっ!最後の方自分の都合丸出しじゃん!!!何それ!?私の人生の進路はたま頼みなわけ!?」
「一緒に行くの……や?」
責めるでもなく悲しむでもない不思議な目を向けるたまだった。
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