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「・ω・)いるよ?」
「へ?」
(今確かになんか聞こえたよ………ね?……)
走りながら辺りを見渡すが誰もいない。あるのは巨大な木々に鬱蒼とした茂み、背後から追い掛けてくる魔物の雄叫びだけだ。
「ω・)でも、ちょっと気分じゃない」
「ぇ?ちょっ!!なんで!?」
相変わらず声しか聞こえない空耳の主に慌てて問い返す。
「ω・)お腹空いたし、たいまーだし……」
(たいまー?何………それ?)
頭が?だらけの少女だった。
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