act3 ヒーリングプリンセス?

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暖かな日差しが降り注ぐ草原で暫しの歓談を楽しむ一行。 「ん、そろそろかな」 さらたんが思い出したように雲一つない青空を見上げると、彼方より 「切り株?」 が飛んできた。 「ユーさんは始めてですか?ふふっ、そうですね、まぁ切り株にしか見えませんよね」 普通に考えたら凄くシュールな絵面だと思う。 その切り株?はユースウェル達の真上まで来ると切り株の根っこと思わしき部分から一本のロープを垂らした。 「ぇ……まさかとは思いますが……自力ですか?」 気持ち青ざめるユースウェル。はっきり言ってユースウェルは体力に自信がない。だってドルイドだから。 軽く見ただけで50m以上はある。自慢じゃないが最初の5mもおぼつかない。 「まさかぁ、ほらここ、ここ」 そうしてさらたんが紐の先を指し示す。三角形の金属の輪がくくりつけられていて、どうやらそこに足を引っ掛けるみたいだ。
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