~プロローグ~

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さて、知らぬ間に憑依されてた少女だったが……… 「てゆーか嫁入り前の大事な体に勝手に憑依してんのよ!!わかってんの!?それなら助けなさいよ!」 至極もっともな言い分ではある。 「ω・)たいまーって言ったじゃん。憑依はぁ、さっきキノコ集めてたときぃ」 暖簾になんとやら状態だ。 「ぅ………じゃ、じゃぁなんでこうなったのか知ってる………わよね?」 (道理でさっきから走り続けてるのに疲れない訳だよ……それに…) 「うん」 「誰のせいかも……分かってるよね?」 「うん」 「責任って言葉……知ってるよね?」 「うん」 しれっとした声が胸にあるエメラルドの宝石から聞こえてくる。 (にゃろう………) 何故かコメカミがピクピクしていた少女だった。
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