頑なな心 法律事務所のメアリー

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頑なな心 法律事務所のメアリー

40歳女性よしこさん。 関節が痛く車椅子生活。 周りとの関係も悪く、これからどうしたらいいのか… 。 ワンピースにブルーのスカート。 金髪に青みがかった茶色の目。 5歳から7歳くらいのイギリスの少女メアリー。 1600年の後半らしい。 彼女は草原に立っていました。 僕「ではメアリーさん。家にかえりましょう。」 「どんな家ですか」 「木の家です。お婆さんが外にいます。」 僕「中に入ってください。誰かいますか?」 「お父さんとお母さんがいます。」 僕「メアリーさんはお母さんに繋がります」 「メアリーさんのお母さんですか。」 お母さんの名前はシルビア、45歳。もう一人12歳の息子がいます。 「シルビアさんはメアリーさんの事をどう思ってますか」 「可愛いけど距離感がある」 僕「そういえば、随分年齢がいってからのお子さんですね。実のお子さんですか?」 「いいえ。私の子じゃあない」 僕「ご主人の連れ子ですか」 「違います。他人です」 どうやら貰われてきたようです。 「主人の意見で引き取ったんです。メアリーは邪魔ではないけれど、上の子の方がかわいいです。」 僕「男の子は貴女のお子さんなんですね。ではよしこさん、お父さんに繋がってください。」 「メアリーさんのお父さんですか」 「そうです。」 僕「お名前は」 「マーク」 僕「メアリーさんは実のお子さんではないそうですね。どういった関係になるのですか」 「妹の娘です。妹は生きていますが、育てられません。」 メアリーさんはそのことを知らないようです。 僕「メアリーさんの事をどう思いますか」 「かわいいです」 僕「では、メアリーさんに戻ってください。メアリーさん、お父さんとお母さんの事は好きですか。」 「はい。大好きです。」 僕は少し救われました。 僕「ではメアリーさん。貴女の人生の重要な場面、特に今の人生に影響を与えている場面へと進んでください。」
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