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「純!刹那!こっちだ!」
食堂に着くと、窓際の席に座っている達也に呼ばれた。
「おぉ、サンキュ」
純が約束のノートを渡しながら笑った。
「こっちこそ、助かった!」
達也もノートを受け取って、ほっとしたように笑った。
さっきの講義は出席を取ら忘れる事が多く、テストやレポート重視だ。
でも講義を聞いていないと難しい内容なので、全体的に出席率は悪くない。
「そういや、達也は昼飯食べたのか?」
僕はふと気になったので聞いてみた。
「ん?俺と一緒に食べたいのかぁ?仕方ないなぁ…かわいい刹那ちゃんがどうしてもって言うなら、一緒に食べてあげよっか~?」
達也が僕のほっぺをツンツンしながらニヤニヤ笑っている。
「はぁ?」
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