1人が本棚に入れています
本棚に追加
「冗談っ。俺は先に昂と食ったんだ」
僕が明らかに不機嫌な顔をすると、達也は楽しそうに笑いながら言った。
(女顔なの気にしてんだからな…)
「達也~、バイト行こうぜ……って刹那と純じゃん。久しぶりっ」
昂が戻ってきて、僕たちに気付いて右手を上げた。
「おぉ、久しぶりっ」
僕と純の声がハモった。
「お前ら仲いいなぁっ」
笑いながら達也が立ち上がり、昂にカバンを渡した。
「じゃあ俺らバイト行くわ」
「またな~」
達也と昂は軽く手を降りながらバイトへ向かった。
「おぉ」
僕と純も軽く手を振った。
最初のコメントを投稿しよう!