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「冗談っ。俺は先に昂と食ったんだ」 僕が明らかに不機嫌な顔をすると、達也は楽しそうに笑いながら言った。 (女顔なの気にしてんだからな…) 「達也~、バイト行こうぜ……って刹那と純じゃん。久しぶりっ」 昂が戻ってきて、僕たちに気付いて右手を上げた。 「おぉ、久しぶりっ」 僕と純の声がハモった。 「お前ら仲いいなぁっ」 笑いながら達也が立ち上がり、昂にカバンを渡した。 「じゃあ俺らバイト行くわ」 「またな~」 達也と昂は軽く手を降りながらバイトへ向かった。 「おぉ」 僕と純も軽く手を振った。
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