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どういうことだってばよ？みてえな感じで固まっていると、ページの隙間からひらりと何かが落ちた。
拾い上げてみると、それはなんか冴えない金髪のニーチャンの写真だった。青目なのになんか死んだみたいな目をしている。
誰だこいつ。
なんでこれに挟まってんの？
やべえ、何がなんだか意味がわからなくなってきたｗｗｗｗｗｗｗ
俺のキャパじゃこれ以上の状況把握は無理ぽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ何なんだよこの新聞記事。殺人って。殺人って笑えんわ！！
つーかそもそも一体あいつ何やってんだ？
まさか最近色々付き合い悪いのって、このことに関係したりすんのか・・・？
ああああああもう意味分かんねえええええええ！！！！
なんかよくわからんから俺は考えることを放棄することにした。
彼方にバレたらやばいんで、俺はそのスクラップブックをそっと元の位置に戻しておいた。
明日、学校終わったらさり気なく聞いてみるかな・・・。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「高成っ！！」
朝のHRが終わり、ヘッドフォンから流れる曲に合わせて『がちゃがちゃぎゅーっとふぃぎゅ＠♪』と鼻歌を歌ってると、となりのもさ八から呼ばれた。
なんぞや？とばかりにヘッドフォンを外してそちらを向く。
「なあなあ、球技大会もう何にするか決めたか？」
wktk顔で目を煌めかせつつもさ八が身を乗り出してくる。
またその話かよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
俺はうっせーなぁ・・・と思いつつヘッドフォンを外す。
「いやまだ決まってねーけど・・・」
「やっぱ高成は彼方と一緒の競技にするのか！？」
「まーそうなると思うけど」
つーか球技大会とか卓球がない時点でやりたくないイベントＮｏ．１なんだがｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
運動が苦手な奴がわざわざ恥を晒すためのものとしか思えない件ｗｗｗｗｗｗｗｗｗぶっちゃけると正直競技とかどっちでもいい。
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