10スレ目

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「そういえば安藤君、キミまだ球技大会の希望種目提出してないだろ?体育委員が困ってたよ」 「ああ?」 古泉が珍しくもさ八以外の話題で俺に話を振ってきた。 あー・・・球技大会ね・・・。そういやそんなもんもあったな・・・。 つーか希望種目つっても競技がサッカーとバスケの2種目しかねーしwwww 少ないだろwwwww飛行機の機内食かよwwwwwwフィッシュORチキンwwwwww 「あ!球技大会で思い出したっ!」 突然、もさ八の頭上に脳内豆電球が飛び出した。 「高成、球技大会サッカーするだろ!?」 「なんでやねん」 もさ八の何の前触れもない唐突なサッカー押しに思わずツッコミを入れる。 国立を目指せ、ボールは友達!ってかwwww するともさ八はじれったったったいわもう!てな表情で続けてこう言った。 「だって彼方が球技大会サッカー選んだの知ってるだろ!?だからてっきり高成もそうだと思って俺も・・・」 「バスケ」 「――サッカーにしたんだ!・・・・ってえ?」 きょとんと目をパチクリさせるもさ八にもう一度言い返した。 「だから、バスケにする。球技大会の種目」 「え、ええ!!?なんでだよ!!」 「それはね、俺がホイッスル!よりスラダン派だからだよ」 「意味分かんねえよっ!!」 微妙にチョイスが古いからわからないって?やかましいわwwwwww 「テメー・・・、憐の誘いを断るとはいい度胸だな・・・」 「ちょwwwwwいちいちスーパーサイヤ人化するの止めてもらえませんかね赤髪さんwwwwwww地球がいくつあっても足りねえwwwwww」 「へぇ?安藤くんってバスケ得意なのか。知らなかったな」 「んなわけねーだろwwwwwwボールを顔面キャッチ余裕です、はいwwwwww」 赤髪くんの殺気にビビリながら古泉と話していると、横でなにやら唸りながら5秒ほど考え込んでいたもさ八が「なあ!!」と叫びつつ身を乗り出してきた。 だwかwらwwww近いwwwww 「――なあ、高成と彼方ってなにか喧嘩してるのか!?」 「は・・・?」 思わぬもさ八の発言に口元が引きつった。 .
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