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「かなーしみーのむこーぉへとー」
怒声とバスケしてる時になる特有のキュッキュ音。そしてキャーキャー言ってはしゃいでる楽しんごどもの声援。
目の前には戦国時代のように闘士を燃やしまくり、鬼気迫る表情で試合を展開しているクラスメイト。
それらをボケーっと眺めつつ、俺はコートのから離れた場所に体育座りで座りブツクサ鼻歌を漏らしていた。
さっきまでコートで、ゴリラダンクかまそうとしてそのままボールをどこぞの誰かにぶつけたり、三井のスリーポイントシューーーッ！！とかやっておもっくそ外したり、ものすんごくノリノリでフンフンディフェンスとかやってたら怒り狂った熱血漢野郎にコートからつまみ出されますたｗｗｗｗｗｗｗ
んだよ畜生ｗｗｗｗｗｗｗノリの悪い連中だぜ全くｗｗｗｗｗｗｗ
第一優勝とか無理だろｗｗｗｗｗｗ27クラスだぜｗｗｗｗｗｗ27ｗｗｗｗｗｗｗ根性でなんとかなるとかいうレベルじゃねえしｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ぶっちゃけヒマｗｗｗｗｗｗｗこれ帰っちゃダメなのｗｗｗｗｗｗｗｗねえｗｗｗｗｗ
帰りたい気持ち無限大・・・つっても、出口に行くと確実にバレるしな・・・
俺はすぐ横にある、開きっぱなしになってる倉庫に目をやり、にやりと不敵に笑みを浮かべた。
もうめんどくせえし、こいつらが気が済むまでここでサボってるかｗｗｗｗｗｗんで、終わりごろに何食わぬ顔で戻ってくりゃいいだろｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
俺はメタルギアで培った慎重さと俊敏さで、辺りを警戒しつつ誰にも気づかれないように中に入り込んだ。
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