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こんなことならサッカー選んどきゃよかったずぇ・・・
マリッジブルーなテンションの海を漂っていると、「たかなりぃぃぃぃ」と聞きなれた声が急接近してきた。
瞬時に俺は上半身を右に傾ける。
緊wwww急wwwwww回wwwwwww避wwwwww
「うわあああああ!!?」
――ズベッッ!!!!!
案の定、飛んできた金色の弾丸が俺の左をすり抜けて、勢いよくすっ転んだ。
あぶねえwwwwwwwww試合前にみぞおち強打するところだったwwwwwww
相変わらずの人間魚雷wwwwww
「なんで避けるんだよおおおお!!!」
「避けらいでかwwwwwwwwwなんでって言う方がおかしいだろwwwwwwwww」
俺の腹を何度抉れば気が済むんだお前はwwwww趣味かwwwwww人の腹に頭突きかますのが趣味なんですかwwwwwwww
・・・・つか、その前にもさ八がなんでこんなとこいんの?サボリ?
「お前・・・サッカーの試合中に何してんだよ・・・」
「それが聞いてくれよ!!!」
唾をマシンガンのようにまき散らしながらもさ八がハッとしたように叫ぶ。
顔が近いwwwwwそして声がでかいwwwwwwww
耳鳴りしそうな鼓膜の攻撃に、新聞読めないお爺ちゃんみたいな顔になっていると、
「あれ?まだ2-Bはバスケの方の試合始まってないんだ」
「チッ、あのクソ野郎今度会ったらただじゃおかねぇ・・・」
「・・・・ハァ・・・」
古泉、赤髪君、彼方と
ぞろぞろ見知った顔がやって来る。
ギャラリーがキャーキャー言ってるのはガン無視wwwwwwwwさすがwwwwwww
「お前らなんでこんなとこ来てんだよwwwwwww」
近づいてきたそいつらになにやってんねんwwwwと声をかける。
一応優勝目指してんだから敵情視察とか、特訓とかドーピングとかしとけよwwwwwww
俺たちイケメン補正で試合なんて余裕だってかwwwwwwww
すると古泉がこう言い放った。
「あ、俺たちさっきの一回戦で負けたよ」
・・・・・・( ^ω^)フェッ?
(゚д゚)ハ!!?!?
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