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歯医者を嫌がる子供とその保護者的な体制のままボケッとしていたら、一気に数多の視線が俺を容赦なく貫いた。
すると、一人のモブが手を上げる。
「安藤って・・・バスケ上手いのか?」
「えwwwwwいや、相当なウンk」
「心配するな!!コイツは神風を起こす男だ!!俺が保証するッッッ!!!!」
おまwwwwwwwwまたしても鬼か貴様はwwwwwwwwwwとりかえしのつかないことにwwwwwwwwなってしまうwwwwwwww
すると、その熱血タケシの一言で、イモに群がる猿のように一斉に押し寄せる馬鹿ども。
「え!?なんだよお前、そんなにバスケ得意なの!!?」
「ちょwwwwwwいあ違・・・」
「なんだー安藤バスケ超得意なら早く言えよー!ってか、だったらなんでバスケ部入ってないんだ?」
「だから別に得意jy」
「期待してるぜスーパールーキー!!」
「やめ、」
「俺は今猛烈に感動している!!お前がそんな伝説の選手だったなんて・・・!!安藤!お前はこのクラスの救世主だ!!神だ!!」
「」
そしていまだかつて無い安藤コールが始まる。
『安藤!安藤!安藤!安藤!安藤!』
なにこれwwwwwwwwwww俺はどこの仙道だっつーのwwwwwwwwwww
軽く宗教開けるレヴェルwwwwwwwwwwでもちょっと気持ちいいwwwwwwwwハリボテの俺の時代がwwwwwwww
「よしお前らwwwwwwwww俺についてこいやwwwwwwwwwww狙え優勝wwwwwwww」
調子に乗った俺はとりあえず適当なことを言ってさらに場を盛り上げる。
どうみても完全なる死亡フラグです。ありがとうござました。
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