972人が本棚に入れています
本棚に追加
ある青年が高校に通っている。名前は高橋。成績が良く、友達もたくさんいる人だ。
青年「今日もよい天気だ」
そんなことをつぶやいていた。
そのとき…
ガタッ
青年「ん…地震か…」
震度6が石川県を襲った模様だ
青年はそのとき交差点を眺めていた。
目を疑った…
おじいさんが、こっちをじっと見ている
遠くからでもよくわかる。
目を大きくあけた
老けたおじいさんが、口をパクパクと何か訴えかけてるように、こっちを見ている。
先生「ぉぃ。高橋
なに外見ているんだ。
授業に集中しろ」
高橋「はい。すいま…」
ピルルルル…ビルルルル…
高橋の携帯がなりだした…
高橋「ぁ…すいません。トイレに…」
先生「…行ってこい」
携帯をにぎりしめ、高橋はトイレに駆け込んだ。
高橋「誰だよ…」
相手は公衆電話だった。
高橋「はぃ。どなた?」
「…。」
高橋「誰だょ」
「…。」
「…あきこちゃん…」
高橋「は?あきこちゃん?」
「あ~きこちゃん…
あきこちゃん…
あきこちゃんの
…腕~… 」
最初のコメントを投稿しよう!