校長先生爆弾発言

2/2

7人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
「えぇいなにをしている、俗物めっ!」 突然、体育館出入口のドアが開かれた。 そこに立っているのは、紛れも無い、この学校の校長である。 「やはり貴様に任せるべきではなかったな! おいシャギア!私に話させろ!」 『それでは、ハマーン校長先生のお言葉を一つ、お願いします』 いいのかシャギア先生。 ハマーン校長はギレン教頭からマイクを奪い取ると、ステージ前に立った。 俗物発言をした校長先生が、どんなことを叫ぶのか? 生徒全員はドキドキしながら言葉を待つ。 『皆に言いたいことがある!』 きた! 全員の鼓動が高鳴る。 どんなことを言われても準備OKだ。 どんな準備だ。 『この学校に通う君達を、私は誇りに思う。 これからも頑張ってくれたまえ……』 「「「「「………………」」」」」 予想外のセリフにビックリな生徒達。 「流石ハマーン様! 見事なツンデレでございますっ!!」 マシュマー君が立ち上がり、拍手をする。 なぜか涙まで流している。 『ハマーン校長、ありがとうございました。 これにて朝の集会を終わります』 シャギアの一言が体育館に響き、会は終了した。 その後、ボコボコにされたマシュマー君が保健室で発見されたのは、また別の話……。 さぁさぁ、本編へGOです!→
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加