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「早速だが、この学校での不純異性交遊を取り締まることになった」
シャギア先生が教卓に立って説明をする。
不純異性交遊をすることにより、周りに迷惑を掛けたり、勉学の妨げになることを避けるため、らしい。
「ではまず、このクラスを…」
「兄さん!!」
オルバ先生が泣きながら教室に入ってきた。
「オルバ!まだ取り締まりは終わっていないだろう!?」
「でも兄さん!
僕は一分一秒でも、兄さんと離れたくないんだ!!」
泣きつくオルバ先生を、優しく抱きしめるシャギア先生。
「「「「「不純異性交遊だーーっ!!」」」」」
「違うな、不純同性交遊だ。
そして不純同性交遊は、校則に違反していない」
シャギア先生はオルバ先生をなだめながらどや顔している。
いや、ダメだろ。
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