あの音

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君の車の音が聞こえる 微睡んだ瞳を開けて その音を追いかけた あたしはどうしたって 悔しいけど君が好きで 遠ざかるまで その音を何処までも追いかけた 暗闇に あの音が消えていく 耳鳴りの様な 甘い様な 渇いた様な キャンディか ソーダ水か ポップコーンの様なあの音だ 捕まえられずに あたしはまた 目を閉じた 次に目が覚めたら 君を捕まえたい
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