章のタイトル考える元気も無い←

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今まで仲の良かった友人が彼女に触れるだけで、そいつの首を絞めてやりたくなった。楽しそうに談笑しているのを見ると殴りたくなった。 でもそんな権利は僕にはもう無い。 両耳にイヤホンを付けてミュージックプレーヤーの音量を上げて、本の文字だけを見るようにした。 それでも駄目なら授業が始まろうと、友達が話しかけてこようと関係なく寝た。無理矢理にでも寝た。 自分勝手な事をしても、彼女に迷惑をかけるだけだから。
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