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ロクサス
「俺は‥行くよ」
目の前に黒いもやを作り出した
詩音
「本当に行くのね」
ロクサス
「あぁ、たぶん俺1人で行動した方がお互い好都合かもしれないから」
あのあと、ロクサスに一緒にシオンを助けようと提案したが断られてしまった
ロクサス
「俺はシオンを助けるだけでたぶん精一杯、ゼムナスは―――神崎詩音、君たちに託すよ」
コクッと詩音は頷いた
ロクサス
「ゼムナスは君を警戒していた」
詩音
「えっ?」
いきなり言われたので詩音は驚いて声を漏らす
ロクサス
「ゼムナスは一目見ただけで君を要注意人物と言っていた、だから俺に『考えさせる時間を与えるな』と」
詩音
「‥‥‥‥‥」
ロクサス
「そしてもう1人――」
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