ＤＸ～燃え上がれ！パーフェクトソウル～

１～集結！そして別れ～

鳴
「誰だ！！」

鳴の罵倒に全員が注目する

ほとんどが驚きの顔だが詩音、鳴、帷は警戒態勢だ

「君たちがあの討伐隊を退けた侍か‥‥」

黒いもやが現われる、そこから黒いオーブで顔を隠した１４人の人が出てきた

詩音
「何者なの？」

「我々は『ＸⅡ機関』、キングダムハーツを手にすべく集まった集団だ」

１人の男がフードを降ろした、薄い青の髪におでこから眉間にかけて大きな×の傷が印象的だ

「俺は”おどる火の風”アクセル。こいつは”月に舞う魔人”サイクスだ、記憶したか？」

次に赤い髪の男がフードを降ろし青髪のサイクスの肩に腕をまわした

奈々
「あんたたち一体何が目的よ！！キングダムハーツ？ばかばかしい」

「口の利き方を考えるのね、ほんっと生意気にもほどがあるわ～」

続いて小柄で黄色の髪が印象的の女性、一言で言えば”妖艶”がお似合い

「あたしは”非情な妖姫”ラクシーヌ、かわいいからって油断してると痛い目合うわよ」

奈々
「別にそうかわいくも何ともないわよ。自画自賛もいいとこね」

奈々の言葉にラクシーヌはムキーとなった。それをまた違う人が止める