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『アンタに…ハァ…Yシャツ返さないといけないじゃない!!』
「別に……」
『アンタにちゃんと…ハァハァ…ちゃんと…ゼェハァ…//』
『ありがとうって言わなきゃダメじゃない!!///』
「………。」
泣きながら走った
『アンタ見たいな…優しい奴…!//ハァハァ』
足がボロボロで
『私にも怖がらず優しくて…ガハッゴホッ!///手も暖かかった…!///』
白いワンピースは汚れ
『そんな…ゼェハァ…アンタは……私が殺すん…ハァ…だもん…グスッ///』
着いた。
ボロボロで、綺麗な髪も乱れた
足は震え、もう走れない
涙を流しながら、青年の家前を見ると
青年が待っていた。
携帯を耳に当てながら、真っ直ぐ彼女を見つめていた。
『ハァ…ヒィ…ヒィ…ゼェ……』
「おかえり(ニコッ」
『ぇ……グスッ…ぅ…うぅ…うわああぁぁん!///』
最後の力で飛び出した
青年は小さな彼女を受け止め、彼女はまた、大きく泣き出した。
『私メリー…今…
あなたの胸元にいるの』
End
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