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事の発端は、今からちょうど二ヶ月くらい前のこと
あたしは苦労して入ったバカ高校の生活にようやく慣れて、代わり映えしない一日をただ憂鬱に繰り返していた。
親友で同じクラスの奈々と毎日遊んで、バイトして、やりたいことして……
中学時代のあたしとは比べものにならないくらい充実しているはずなのに、その生活に満足感を覚えることはなかった
だからいろんな事した
お酒を浴びる程飲んだり、煙草離さなかったり、色んな男と毎晩寝たり…
でも、あたしの思惑通りにはいかず虚しさと寂しさで埋めつくされた。
そんな荒れた生活をしてたあたしに奈々から一本の電話
『陽菜に話してもらいたい人がいる』
この電話であたしの人生が変わったんだ
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