序章

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朋樹はマンションに1人暮らしをしている。 ピンポーンーー…… ピンポーンーー……… チャイムを鳴らしても返事がしない… どうしたんだろうと思いながら合い鍵で部屋に入った… すると奥の方から声が聞こえた… 朋樹以外に誰かいるのかな… 奥の部屋に近づくにつれ声が大きくなってゆく… 「あっ…ああ…と…もき…イク……」 朋樹?なんで…… 「イケよ…」 「んああ!…ぁぁあああ!!」 ……もうヤダ… バンッ 思いっきりドアを開けた… 『朋樹…』 「薫!?」 ずっと我慢してきた 『朋樹…別れよう……』 「は!?何言ってんだよ!てかなんでここに…」 『朋樹が今日会おうってメールしてきたからじゃん…見せびらかしたかったの?』 「違っ!メールなんかしてねぇ!!」 『もういい……じゃぁねお幸せに』 僕は合い鍵を朋樹に投げつけ部屋を出た…僕の名前を呼んでいたけど無視して……。 『……あ!もしもし?叔父さん?僕、叔父さんの学園に入るよ…いきなりでごめん…うん…じゃね……』 僕は叔父さんが理事長をしている嶺沢学園に入ることになった。
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