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そしてもう一つの恋武バトル
その集まりはさっきの二つより生徒の集まりが多い
それはそうだ。
いま恋武バトルをしているのはランク5とランク4の超能力バトル
ランクは強さではなく能力の数
つまりランク5は能力が希少であり、ランク1は多数あるのだ
まぁ、ランク5は希少であり他の能力より強いものはあるが、ランク4がランク5を倒してもおかしくはない
だが、
この恋武バトルではそれはあり得ない。
だって……
「ぎゃああああぁぁぁ!!!!!!!」
悲痛な男子生徒の叫び
その男子生徒は立ったまま気絶をして、そのまま後ろに倒れた
髪が乱れ学生服は所々に焼け跡があり、なぜだか「静電気」みたいなのが身体中を走っている
「だから止めなさいっていったのよ。」
その声は強く相手を見下し
その姿勢は堂々と最初から勝利を確信し
その表情は相手に対し呆れたように……
「ランク5の電光石火(ライジング・ライト)に勝てると思ったの??
身のほどを知ったほうがいいわよアンタ。」
ライト5の電光石火
恐らく学校では五本指に入る強者
そして何故だか俺の幼なじみ。
「あっ、翔!!!
ちょっとジュース買ってきて!!!!!」
「だから俺はお前のパシリじゃねぇ!!!!!!!!」
彼女は神楽 鏡(カグラ カガミ)
俺をパシリとしか思っていない
本当にイヤなヤツだ。
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