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「消灯ですよー」 かんごしのおねーさんがドアを閉めながら言った。 「はーい」 私は返事をすると、おくすりのにおいがするかけぶとんにもぐりこんだ。 「さ、麻美。もう寝なさい」 ママが私の頭をなでる。 「うん…」 まっくらな病院のよるは、ママが一緒でも怖い。 そこで私は良いことを思いついたんだ。 「ね、あの話して?」
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