『一寸先は闇』ですね…

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*****沖田side 正しく晴天。 それも、暑くも寒くもないという、素晴らしい天候。 つまり、欠伸が出る事は必然。 「ふぁ……」 何か、暇な僕を刺激するような、面白いことはないんですかねぇ…。 「ねぇ、一君?」 「…何だ、総司」 「甘味「巡察中だ」 はぁ、こんなに暇なんだから、甘味の一つでも食べて、ゆっくりしても大丈夫そうなのにさ。 一君は真面目だよね。 真面目を通り越して、生真面目だよね。 気楽に生きなきゃさ、やってられないって。 気楽に生きられないなら、一君は名前を真面目君に改名すべきだと思うよ。 「やっぱりさぁ…。ん?」 …ぴりり、と肌をつつく、この感じ。 微量な殺気、なのかな。 「一君、向こうから…」 何か、嫌な予感がする。 真昼間から殺気なんて、おかしい。 これが、収拾のつかなくなった喧嘩なら、すぐに収めることができる。 そうじゃないならって、どっちでもいいか。 僕には関係ない。 ただ、その場を収めるだけだから。 はっきり言って興味もない。 だって、いつものことじゃないか。 「行くぞ、総司」 「はいはい」
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