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「この目も、言葉も生まれつきですが、何か?というか、見えるんですか?不公平ですよ」
【…何が!?】
「私はバッチリ見られてるんですよね?なのに、私の方からは見れないとか…」
あっ。
今、察せた。
それほど顔に自信がない感じですね、分かります。
ブサメンという感じですね。
なるほど。
じゃあ、どうでもいいよ。
私だって、そんなに見たい訳じゃないし。
【お前、めちゃくちゃ失礼だな…】
ん?
私、失礼なことを"言っては"ないよね?
思っただけだし、無表情にしてたし。
つまりは…。
「読んだんですね!?非常識な上に、常習犯とか。最低すぎだな、アンタ」
【違うわ!後、俺様はイケメンだ!!魔界一イケメンで、モテるんだよ!!!!】
「妄想は止めてください、頭が可哀相な偽魔王様」
自分がイケメンだ、なんて勘違いしてるとか…。
哀れすぎる。
痛いよ、この人。
【うわっ!!酷っ!引く…】
貴方に引かれたって、私には何のダメージもないんで。
馬鹿じゃないの?
あ、馬鹿か。
「そういえば…"願い"って何です?」
話は変わるけど。
【いきなり話題変えた!!??】
はい、そうですが?
何か?
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