112人が本棚に入れています
本棚に追加
/347ページ
のぼせた桜の横に布団を敷いた
冷たいタオルをひたいにおく
俺は敷いた布団に入る
桜は静かに眠ったようだ
さっきみたいな苦しい呼吸はなくなった
翌朝
桜は何事もなかったように起きて家事をしていた
俺はまた桜に起こされた
「政宗君起きて、今日は一緒に街にいく約束でしょ」
「あれ?今日は学校休みだっけ?」
「今日は開校記念日で休みですよ」
俺は起きると食卓へ
ご飯を食べると出かける準備をした
二人は待中を歩く
他から見ればカップルにしか見えない
コソコソ
後ろから桜の親衛隊が近づいてきていた
クイ
「腕を組んでみようよ」
「おいどうしたんだ?」
幼なじみとはいえ緊張する
桜の腕が絡み温もりが伝わる
チャキ
親衛隊が何かを構えている
「政宗‼桜さん二人共伏せて」
劉備の声がした
すぐに桜をかばうように伏せた
「政宗‼親衛隊の名にかけて桜さんとのデートは認めん‼」
親衛隊がエアガンを持ち出没した
最初のコメントを投稿しよう!