部活見学

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「時雨‼整列だ‼」 「はい‼」 時雨先輩が整列する 道場が静寂につつまれる 基礎練習がかなり多い 基礎練習だけで一時間以上かかっている 部活は二時間が基本だから半分以上基礎練習にあてている 途中からボクシングで使うサンドバックになぎなたを打ち込みを開始 100回以上打ち込んでいた 「整列‼」 「打ち合い始め‼」 二人ずつ打ち合いを始める 部長が近寄ってきた 「君が時雨が言っていた気になる生徒の政宗君か」 「あ、はい。そうです」 「私はなぎなた部部長の楓だ。やってみないか?」 「感想聞く前にいきなり勧誘ですか…」 「私は回りくどいのが嫌だからな」 「はぁ…」 「でどうだ?なんならしばらく時雨と二人で一緒に組み練習させてもいい」 「時雨先輩とですか…」 汗をかき必死に練習する時雨先輩 いつもとは違う姿にドキッとした ダメ元でやってみよう 俺は入部届けを書き翌日提出 桜に報告すらしないまま入部した すぐに練習 俺はジャージ姿で練習に参加した 「こら政宗、持ち方違うよ」 「え?」 楓部長は約束通り時雨先輩と組ませてくれた
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