10人が本棚に入れています
本棚に追加
慧「六人の実力と相手の実力はほぼ互角だった。そして六人のスペルと相手の弥勒丸というスペルがぶつかった。
その力は互角だった。そしてみんなもう動けなかった。みんなそう思った時、相手が急に動き出してアリスを襲ったんだ。みんなもうダメだと思った時、一人だけその場から動き出した奴がいた。」
少女C「それが魔理沙さんですね?」
女子生徒が聞くと
け慧「あぁ。そして魔理沙はアリスをかばって相手の攻撃をもろに受けてしまったんだ。
それからはアリスが圧倒的だったらしい。
相手の身体を追おうおびただしい数の上海人形。そして上海人形がいなくなった時、そこには誰もいなかったそうだ。主を失った『狭間の世界』はそのまま消えた。
霊夢達は急いで帰って永琳のところに魔理沙をつれていったけどダメだったらしい。永琳が最終手段で蓬莱の薬を進めたそうだけど魔理沙は断って人間のまま死んだんだ。
今度の霧雨祭はそんな魔理沙を祀り崇める祭りだ。」
慧音が話し終えるとみんな黙りこんでいた
そんな中一人の生徒が
少年C「それでそのアリスさんはどうなったんですか?」
慧「アリスはそのまま魔法の森の自分の家にこもってしまい、それから今までの100年間一度もアリスの姿を見た奴はいない。」
生徒達「・・・」
慧「まぁあれだ、こんな話を聞いたあとで暗くなるなとは言わない。
でも魔理沙は祭りが大好きだった。だから霧雨祭の間くらいはいつもみたいにはしゃいでくれ。それが魔理沙の友から言える言葉だ。」
慧音は昔を思い出す様に少し黄昏た様な顔で笑って言った。
最初のコメントを投稿しよう!