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「どこだここ?」
俺が目を覚ますとそこはみたこともない空間だった
あたり一面真っ白で体が浮いている様に感じる
まさに部屋というより空間である
「目が覚めたかのぅ」
目の前には黒いローブに黒く長い髭の老人が立って(浮いて?)いた
「あんたどこ?ここは誰?」
「とりあえず落ち着け。ほれ、麦茶じゃ」
グビッグビッ・・・プハァ
腰に手を当てて一気に飲み干した
「サンキュー。んであんた誰?」
「その飲み方、お主わかっておるのぉ・・・儂は死神の長をしておる者じゃよ」
「死神って居るんだねぇ」
「何じゃ驚かんのか」
実際目の前にいるし、この変な空間の説明が付くしね
「俺の死神のイメージと違ったな」
「お主を驚かさぬようにしておったのじゃが。こうかの?」ポンッ
「んなもんびびる訳が・・・」
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