バカと魔武器と召喚魔

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今目の前で起こった現象について[検索]をかける 検索結果は[破壊魔法を使ったときと同じ現象]と言うことだった 「つまりあの黒猫は尻尾に常に破壊属性魔法を纏っとるっちゅうんか!?」 「そう言うことになるな。シン、この猫又はなんなんだ?」 「こいつにも自分が何なのかは分かってないらしい。ただ分かるのはこいつとおれの魔力が共有されていて、尻尾の破壊魔法はおれの魔力が溢れて出来ているモノだと言うことだけだ。」 自分が何者か分からないと言うのは動物などの場合、使い魔に成るときに初めて自我が宿るタイプもいるらしい。コイツの場合は恐らくそれだろう 常に破壊魔法を放っているのは危険だな 試しに尻尾を結界で覆ってみたがすぐに消されてしまった 仕方ないので今は保留して、尻尾の影響のないシンしか近づかないように取り決めるしかなかった これで今使い魔は全部で6体になった 6? 一体多くないか? キュー ・・・なんだこの赤いの
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