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木造の古い建物でいかにも学校とゆう感じだ
タケルの前に通っていた学校と比べあきらかにボロ
タケルはまぁ田舎の学校ってこんなもんだろな位に思った
「さて、まずは職員室に行くんだよな」
タケルは小さく呟いて辺りを見渡した
すると後方から話しかけられた
「なにか探してるの?」
タケルは驚いて後ろを振り返って見た
そこには髪の長い女の子が立っていて不思議そうにこっちを見ていた
歳は自分と同じくらいだろうか
その子からは気品が感じられる
「えっと 職員室はどこかなーって」
タケルは少しどぎまぎしながら答えた
「あっ!こないだ先生が言ってた転校生ね」
「男の子だったんだー私は高倉姫です。よろしくね」
笑顔が眩しかったタケルは今までに無い感情を彼女に抱いた
「おっ俺は大和タケル《やまとたける》こっこっちこそよろしく」
タケルは顔を真っ赤にして言った
「そうそう職員室だったねこっちだよ付いて来て」
姫がタケルを追い越し手招きする
タケルは言われるがまま姫の後をついて行った
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