Prologue
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『大丈夫。私が食い止めてあげる』 その時はそんな言葉が嬉しかった 身寄りのない俺を育ててくれたあの人 世界が滅びでも構わない あの人に会えるなら 「…」 遥は空を見上げる 夜になると月が赤く光り街を不気味に照らし出す これも神の『世界の終焉』の前兆にすぎない
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