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「うむ、美味である」
やっぱり紅茶じゃなくお茶で良かった
日本人サイコー
「はっ、有り難き幸せ
……で、いきなり何だが相談内容ってか本題に入っていい?」
「んーと、カフェオレとコーヒーミルクの違いについてだっけ?」
「うん、全然違う。
まぁ話せば長くなるんだけど、今日はせっかくの休みだからっていう事で徹夜でドラクエをやっていたワケだよ
そしたら腹が減ってきて1ヶ月前に買ったパンを恐る恐る……」
「簡潔に頼む。」
「つまりその子が他の子の男に取られるのがどうしても嫌だったから奪われる前に奪っちゃえ!!……みたいな?」
ドラクエと腐ったパンの話しからどうしてその流れになったのか端折ったことをとんでもなく後悔。
まぁ分からないけどとりあえず忠治に本当に好きな人が出来たようだ。
「でも忠治から女の子を好きになる何て珍しいわね…」
「何だよそれ
まるで俺が好きでも無いのに振るのに抵抗があると言う理由で付き合い、結局長続きしない最低な男とでも言いたげな発言は。」
「自己紹介ありがとーございま~す。」
女の私が言うのもあれだが、忠治は純粋にモテる。顔は悪く無いしスポーツだって万能、面白いし優しいし勉強だって申し分なく出来て私と同じお馬鹿ちゃん大学にいるのが可笑しいくらいだ。確かに自分から告白した子はいないが告白はよくされていて、彼女も途切れる事は少ない。
本当に女の敵だ。
「股関節に沿って股割いてやろうか」
「さらっと怖いこと言うなよ!!」
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