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裕「涼介様が起きないからですよ。
仕方ないじゃないですか」
涼「もー…
他にもやり方ってもんがあるでしょ」
裕「はいはい、
ほら涼介様、お顔を洗いにいって下さいよ」
涼「…はーい」
朝から少し機嫌の悪い涼介様はしぶしぶ顔を洗いに行く。
寝起きでよたよたとした歩き方が可愛くて、
見ていてついつい頬が緩んでしまう。
あ、そうだ。
涼介様が戻ってくるまでにベッドのシーツ変えとかなきゃ。
…今日もいつもと変わりのない一日が始まろうとしている。
でも、俺には可愛いご主人様がいるから毎日が同じことの繰り返しでも全然辛くなんかない。
涼「はあ、すっきり」
お、どうやらご主人様は顔を洗い終えたよう。
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