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大「そうっすよ、」
「そっかー、
あのさ、俺たち今困ってるんだけど…
金、貸してくんね?」
はあ、今時かつあげかよ。
朝からめんどくせー。
大「ごめんなさい、
俺たち学生なんでそんな金ないっす」
ま、ここは面倒なことにならないように柔らかく…
「ちょっとでもいいんだって!!」
…しつこ。
浩「す、鈴木くん、
ここは大人しく渡したほうがいいんじゃ…」
大「ばか、そんな必要ねえよ。
悪いけど、俺たち急いでるんで!!」
そう言って小林の腕を掴む。
浩「へっ?」
大「走るぞっ!!」
「あっ、おい…待て!!」
ったく、"待て"って言われて待つ馬鹿がいるかよ。
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