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涼「ん...」
え、うそ。
もう寝たの?
今さっきまで起きてたよね?
裕「ふっ…」
なんかおかしくて笑える。
裕「可愛いなー」
少し口を開けて寝ている涼介は、
少し間抜けだけど、それが可愛い(笑)
裕「ふ、あ……俺も寝よー…」
少し大きめの布団を涼介にもかけて、布団の中で涼介を抱き枕みたいに包み込む。
…こういうのを何気ない幸せと言うのだろうか。
いや、十分すぎる幸せだな。
そう思うと、心臓が少し締め付けられた。
裕「離れんなよ…」
そう呟いて、涼介を抱き締める腕に少し力を込めた。
今この瞬間が幸せすぎて、何だか涙が溢れそうになった。
この幸せが、いつまでも続きますように。
…なんて、我が儘だったりするのかな。
end
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