377人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
涼「はあ、」
暇だ。
昨日も今日も、きっと明日も。
毎日毎日同じことの繰り返し。
なんて退屈なのだろう。
そんなことを思っていると、突然俺の携帯が震えだした。
涼「...?」
誰だよ、今授業中だっつーの。
そんなことを思いながらも、先生にバレないように携帯を開く。
送信元は...
涼「は?」
俺の三つ向こうの席に座る裕翔くん。
…そういやさっき机の下でなんかやってたな。
そんなどーでもいい納得をしながらメールを開く。
"暇だねー。
一緒に授業抜けちゃう?(笑)"
馬鹿だ。
こいつは、本当に馬鹿だ。
みんな大学受験モードでせっせと勉強してる中、なんて考えだ。
まあ、授業中に何もしない俺もコイツと思考は一緒なのかな。
.
最初のコメントを投稿しよう!