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「上京してきた日ですよ…夜の街を堪能してて変な仮装した男とぶつかったんっス…」
ボスは…唖然とした。
運命だよ…ゴモラの運が悪かったんだ…。
「何色?!」
ボスの中で、赤と青じゃない事を願った。
「赤です。結構酔ってて…まぁ…腕にも自信ありましたし、
おい!ゴラッ!!ぶっ殺すぞっ!!って…編み出した、必殺技をくり出そうとしたら…煙草をこめかみに当てられて…目が開かないうちにギタンギタンにされました…」
「それ…」
ボスの中で、それがヒーローと言ったら…ゴモラのプライドを潰してしまうような気がした。
「ん?!知ってるんすか…」
「な…な訳ないじゃない。」
ボスは、嘘をついた。
つまらない嘘をついた。
「相手が、ヒーローだったら…まだ、征服を頑張ってみようとも思いますケド…まさか、煙草も吸ってたし…
ボスは、そいつはヒーローって言いそぅになった… 時、
ゴモラの口から…とんでもない言葉が、頭に響いた。
財布の中身抜かれたし…。」
ボスは、そんなヒーローに負けている事を知られたくなかった。
そして、面接が終わり。
結果は…のち送るとい言い…結果の紙に 「不採用」の判子を押し 店員に送る様に指示をだした…。
ボスの「悪」の気持ちは、冷めきっていた。
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