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ここは都市「クレス街」
昔ながらの土や木で作られた、家が建ち並ぶ、綺麗な街。
近くに山や海、川、さらに鉱山などもあり、貿易などをせず、自給自足を保っている。
朝早く商人達が活気良く品物を売っている中、一際騒がしい声が辺りに響く。
人の目など気にもせず、少年と少女が走っていた。
2人の容姿は、少年は黒髪に赤眼。
少女は長髪の白髪に赤眼。
ともに
「ハヤテ!!早くしないと遅刻するわよ!!早く!!」
大声で少女が叫ぶ。
それに続いて少年の声。
「サクヤが飯喰いまくってから遅れたんだろうが!!」
少女にハヤテと呼ばれた少年はいきなり立ち止まった。
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