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その頃、先生が生徒達に話をしていた。
生徒達は何があるのか、まさか朝っぱらから抜き打ちテストかとざわめいた。
｢よーし、お前ら。この2-B組に新しい奴が来る!!｣
それを聞いた生徒達は一斉に騒ぎだした。
｢可愛い女子か!?｣
｢男子!?｣
｢あまり期待しない方が…｣
騒いでる生徒に先生は一旦落ち着けと一言。
そしてまた一言。
｢そいつらは…遅刻だ。｣
クラスから笑い声が上がる。
その時
｢先生、遅れてすいません。｣
少年の声が聞こえる
と、同時に女子を期待していた一部からため息が。
｢お、やっと来たか。｣
先生が待ってましたとばかりに言う
少年は先生に言った。
｢姉はさっき転んだので放置してきました。｣
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