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二時間目…「数学」
数学の先生が黒板に問題を書いていく。
何かと厳しい事で有名らしい。
しかし、生徒全員の視線は黒板には無かった。
カツラが…ずれている。
するといきなりサクヤが手を上げた。
「先生!!」
サクヤ以外の生徒全員が「おいやめろ」と言いたそうな目付き。
だがサクヤは気にもせず、言った。
「全く解りません!!」
…。
静寂が教室を包む。
「コイツ、極度の馬鹿です。」
先生はハヤテに
「じゃあお前が解け、双子の連帯責任だ。」
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