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「…はぁ。」
俺は今、一面真っ白な空間に一人佇んでいた
「これで11回目だな。ここに来るのも」
一応自己紹介しよう。
俺の名前は高岸慶次(たかぎしけいじ)。
俺はここに来るまでは普通の高校生だった。
「ヤッホ~。今回はどうだった?」
そう、こいつに運命をねじ曲げられるまでは
「おや~?まるで一番会いたくない奴が来たみたいな顔して」
慶次「全くもってその通りだ。この鬼畜神が」
こいつは俺のいた世界の神様だ。
何故そんな奴が俺の目の前にいるのかと言うと、こいつは俺を転生させるために現れたのだ。
こいつ曰く「君の悔しがる顔が面白い」らしく、何回も俺が幸せを手にする直前で事故や病気で邪魔をしていたのだ。
神「そんな事言わないでよ~。悲しいじゃないか。君と会うのはこれで最後なんだから。」
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