プロローグ

8/8
前へ
/8ページ
次へ
いつの間にか校門の前についていた。 周りには登校してくる生徒がちらほら見える。 そこに私の友達の美樹もいた。 「美樹!おはよー」 そう言って駆け寄っていく。 どうやら相手もこちらに気付いたようだ。 「おお!みっちゃん!おっはよう」 ジャンプをしながら手を振ってくる。 美樹は小柄で男勝りな子だ。その元気に流されるようにいつの間にか隣に居るのは美樹だ。 「なあ、理科の宿題わかったか?あの夢がなんちゃら~ってやつ」 「…?なにそれ??そんなの無かったと思うけど」 「はあ!?…みっちゃん宿題やってないだろー!」 「まあやってないっちゃやってないけど」 ……なんて冗談を交わしながら教室まで歩いていく。 なんだかんだで学校は楽しい。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加