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「加賀君!もう大丈夫ですよ」
私は座ったまま、加賀君のブレザーの裾を引っ張ります。
「いいから、お前は俺に守られてろ」
そう言って優しく頭を撫でられてしまいました。
…………///
こんな状況で不謹慎ですが、その言葉にときめいてしまいました。
「つー事だから。林檎を悪く言うのはお門違い。今回の件、悪いのは全部岬だからな。わかったら、お前とお前とお前。これ消せ」
指で近くにいた男子生徒3人を差し、その後に私の机を指差しました。
「「「え?」」」
「早くしろよ」
「「「は、はい!!」」」
各自が消しゴムを持って早々と私の机の落書きを消しています。
…理不尽だと思ってしまった事は黙っておきます。
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