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「加賀、本当にお前じゃないのか?」
「俺じゃねぇっつってんだろ?つーか、最近じゃ問題も起こしてねぇし」
「ま、まぁそうだけどな」
俺は、職員室の隣にある面談室って所で、担任に呼び出されていた。
資料室のドアを壊したのはお前か、と疑われている所だ。
まぁ、蹴り破ったのは俺だけど、原因は俺じゃねぇ。
だから、最後までシラを切るつもりだ。
つーか、あれから5日も経ってんのに、何を今更騒いでんだか…
「もういいだろ」
「まぁ…俺も今から授業だしな…。違うなら悪かったな」
「あぁ、気にすんな」
壊したの、俺だからな。
俺は、面談室から出て真っ直ぐ裏庭に向かった。
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