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これも当然っちゃ当然。
全員病院送り。
そうなったのも、卑劣な油井が許せなくて、俺が胃が破裂するまで奴の腹を、殴り続けたからだ。
他の奴等も似たような怪我を追った。
これが今なら確実に退学だよな…義務教育って甘ぇな…
「喧嘩やめるって…ふっかけられたらどうすんだよ」
吉良は、ふてくされながらそう言った。
確かにふっかけられる事も、昔は多かった。
だが、散々喧嘩三昧だった俺達は、そこそこ顔も名前も知られている。
今となっては、過去の武勇伝を知る奴等は、俺等に近付きもしない。
「ふっかけられたらやる。でもお前等がふっかけた喧嘩にはもう手は貸さねぇ」
「じゃぁ、俺等が袋にされても関係ねぇっつーのかよ!?」
俺の言葉に苛立ったのか、吉良は俺の胸ぐらを掴んで顔を寄せた。
吉良の目はまるで敵を見るような目だった。
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