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どうしよう
どうしよう…
手紙なんて捨てるんじゃなかった…
私の心の中は後悔でいっぱいです。
だって、だって…
加賀君ていつも裏庭に入る前の道にいるんじゃなかったの!?
いつの間にやら手紙を捨てた自分を棚に上げ、いつもとは違う場所にいた加賀君を責めていた。
だって…加賀君が悪いんだもん…
「で?この騒ぎは何?」
うー…
有紀ちゃんが怖いよう…
いつもは優しい有紀ちゃんが鋭い目付きで私を睨み付ける。
教室中の視線が私に注がれているのだから有紀ちゃんが不振に思わないはずもないのです。
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