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「あ、そうだ」 ふと何かを思い付いたように立ち上がった彼を見上げた。 座ったまま見上げた彼はもっともっと大きく見えました。 「ちょっとこっち来て」 手招きされてさくさくと奥の方へ歩いて行く加賀君。 告白の返事をした時には少しだけ恥ずかしそうだったのに今は全然普通…。 どうやら皆の前だから照れていただけで、実際は女の子に慣れているみたいでした。 確かに怖いのだけ取り除けば男前です。 加賀君は女の子にモテるんでしょうか? しかし、私には怖い方が勝ってしまっています。
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